新型コロナ後遺症で動悸が止まらなかった私の体験談|アラフィフ女性の記録

※この記事は、筆者が実際に新型コロナに感染し、後遺症に悩んだ体験をもとに書いています。医療的な診断や治療を勧めるものではありません。

現在、インフルエンザが猛威を振るっていますが、新型コロナに感染している人もいるようです。

3年前(2022年秋)に私は新型コロナに初感染しました。

 随分酷い目にあったので、その時のお話をしようと思います。

 最初は長男が感染して、それから娘、そして最後は私が感染しました。夫は全く症状なし。同じ寝室で寝ていたのに・・・です。

 最初はインフルエンザによく似た症状で酷い頭痛が伴い、39度の熱が出ました。

 それが4日ほど続き、ようやく熱が下がった頃に、下痢・味覚障害・嗅覚障害と次々に症状が出てきました。ただ、それらは1週間程で落ち着いてきたと思います。

 1番厄介だったのが酷い動悸。立っているだけで心拍数が140くらいに跳ね上がり、ずっと息切れをしていました。10分も立ってると、体が辛くなってすぐに横にならないと体がもたない状態でした。

 そんな状況だから、家事もロクにできず・・・病院へ行って検査しても「異常なしです」と帰され、出口の見えない真っ暗なトンネルの中に放り出されたような気持ちでした。

 その頃、過呼吸にもなってしまい救急車を呼んで病院へ運ばれた時もありました。

 なかなか治らず寝てばかりの生活で、食欲もなく・・・毎日スマホ片手にコロナ後遺症について検索しまくっていました。

私が住む地域では、コロナ後遺症について診てくれる病院などなく・・・

 そんな時見つけたのが、コロナ後遺症を診察してくれるオンライン診療。そこの院長先生はその頃テレビにもよく出演されていて、有名な病院です。

 もう私にはここしかないと、藁にもすがる思いで予約を取りました。

 全国から予約が殺到していたので、院長先生の予約はなかなか取れないものの、別の先生ならその日に予約が取れるということで、お願いすることにしました。

 他の先生達もコロナ後遺症についてじゅうぶんに理解されている先生でしたので、すぐに予約が取れた事がとても嬉しかったです。

 その日の夜9時頃に先生から電話がかかってきて、私が細かく症状を説明すると

 「コロナ後遺症ですね。コロナ感染後に動悸がする患者さん、決して少なくないんですよ。」と。

 では、なぜ動悸が起こるのか先生が丁寧に説明してくださいました。

 何と私はコロナに対して体がアレルギー反応を起こしているとのこと。それが原因で動悸が起きていたようです。

 お薬を2種類処方されるようになり、暫く続けて飲むように言われました。

 お薬は家から1番近い調剤薬局へ取りに行くか、家まで届けてくれることもできるようです。

 オンライン診療、今は本当に便利な世の中になりました。

 そしてお薬を飲み始めて2日程経つと、動悸が止まりました!立ち上がって歩き回っても全くバクバクしなくなり、ほんとに驚きました。

 それから少しずつ食欲も戻ってきて、夫や子供達も元気になった私を見て、とても喜んでくれて。

 コロナに感染してから2ヶ月程の長い闘いでした。

 もうこのまま自分は◯んでしまうんじゃないかとか・・・

 このまま一生寝たきりになってしまうんじゃないか・・・

 と、毎日怯えて暮らしていましたので、お薬が効いた時には本当に嬉しかったです。

 深夜まで大勢の患者さん達をオンライン診療して頂いていたようで、病院の先生方には感謝しかありません。

 これが、私が3年前に新型コロナに感染した時のお話です。

 感染しても何も症状が出ない人、高熱が出たり咳が止まらない人、後遺症が残る人・・・ほんとに人によってさまざまです。

後遺症が残りやすい体質の人、つまり私のような体質の人は、やはり今後も感染対策をしながら気を付けて過ごさなくてはいけません。

昨年(2024年夏)に2回目の感染をしましたが、最初の感染と比べ物にならないくらい軽くて、4日目には起きて普通に家事ができていました。ただ、お腹の調子が悪かったのは暫く続いていたと思います。それもやがて、おさまってきました。

これが、私が新型コロナに感染した時の体験談です。

同じような経験をされた方がいたら、少しでも共感してしてもらえたら嬉しいです。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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