
更年期のイライラが止まらない…そんな私が気づいた心と体の関係
40代後半に差しかかった頃から、ちょっとしたことでイライラするようになりました。
家族や友人の言葉にカチンときたり、予定通り家事が進まなくて落ち込んだり…。
以前の自分ならたいして気にならなかったんですけどね。
「私、性格変わった?」と、自分のことをおかしいなと感じるようになりました。
調べていくうちにわかったのは、これは「更年期によるホルモンの変化」が大きく関係しているということ。
女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると、体調を崩しやすくなり、気持ちをコントロールするのが難しくなることがあります。
その結果、理由もなくイライラしたり、気持ちが沈んだり、涙もろくなったりすることがあります。

私は生理が不規則になった頃に、このような症状が強く出るようになってきました。些細なことでも、自分では感情のコントロールができなくなりそうなこともありました。
私の体験:原因が分からないイライラの日々
私の場合、最初は家族に対しての怒りが止まらなくなりました。
「なんで私ばっかり忙しいの?」「なんで誰も気づいてくれないの?」と、心の中は怒りでいっぱいで、夜も眠れなくなり、寝不足でさらに気分が落ち込むという、まさに負のループでした。
婦人科で相談したところ、先生から「更年期の影響でしょうね」と言われ、自分の心と体をコントロールすることの難しさを実感しました。
イライラを和らげるために私が試したこと
更年期のイライラは、自分の意志ではどうにもならないこともあります。だからこそ、「体の変化」と割り切って、自分に合った方法を試すことにしました。
1. 深呼吸とストレッチを習慣に
朝起きたときと寝る前に、3分間の深呼吸とストレッチ。体をゆっくり動かすことで、気持ちが落ち着きやすくなりました。
2. カフェインをやめてハーブティーに
コーヒーや紅茶をやめ、代わりにカモミールティーやルイボスティーを。
ほっと一息つく時間が増え、穏やかな気持ちで過ごせました。
3. 頑張らず、自分を甘やかす
更年期は、仕事・家事・子育て・介護など、責任が重なる時期。「今日は無理せず、明日にしよう」と自分を許すことで、気持ちがずっと楽になります。
4. 睡眠の質を上げる工夫
寝不足はイライラの最大の原因です。私は寝る前のスマホをやめて、部屋を少し暗くし、アロマを炊くようにしました。
ラベンダーやオレンジスイートなどの香りは、心地よい夜のひとときを演出し、おやすみ前の習慣として取り入れています。
更年期のイライラを軽くする生活の整え方
● 食事を整える
甘いものや脂っこいものを摂りすぎると、血糖値が急上昇・急降下して気分が優れなくなることがあります。
また、カルシウム・マグネシウム・ビタミンB群など、健やかな体調維持に役立つ栄養素も意識して摂取する。

私はたんぱく質をしっかり摂るように意識しました。納豆・ゆで卵・ヨーグルトなど、手軽に食べられるものを常備しています。また栄養が不足しないように緑黄色野菜やカルシウムなども、しっかり摂るように心がけています。
● 体を動かす習慣をつくる
運動がストレス発散に良いとはわかっていても、疲れているときにジョギングや筋トレは難しいですよね。私は「1日15分のウォーキング」から始めました。朝の空気を吸いながら歩くだけで、驚くほど気分が軽くなります。
● 話すことで心を整理する
イライラや不安は、溜め込むとどんどん大きくなってしまいます。私は同じ悩みを持つ友人と話すことで、気持ちがスッと楽になりました。「わかる、私もそうだったよ」と言われるだけで、「自分だけじゃないんだ」と安心できます。
私が感じたこと:イライラの奥には“頑張りすぎていた自分”がいた
更年期のイライラは、単にホルモンのせいだけでなく、「これまでずっと頑張ってきた自分の疲れ」が表に出てきたサインでもあるのかもしれません。
私も最初は「どうしてこんなに怒りっぽくなったんだろう」と自分を責めていましたが、今思えば、誰かに「もう少し休んでいいよ」と言ってほしかったのだと思います。
だから今は、イライラした日も「今日は心がSOSを出しているんだな」と受け止めて、無理せず、お風呂にゆっくり入ったり、好きな音楽を聴いたりしています。
まとめ
更年期のイライラは、誰にでも起こるごく自然なこと。原因を理解し、心と体をいたわることで、落ち着きを取り戻せます。
私自身、「今の自分を受け入れる」ことができるようになってから、不思議と穏やかな時間が増えていきました。
今日も深呼吸をして、自分を優しく甘やかす——それだけでも、明日は少し笑顔になれるはずです🌿
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